【退職代行体験談】入社1年の会社を上司と会わずに辞めました【後悔なし】
私は入社1年の会社を退職代行を使って辞めました。
今回は、そのリアルな私自身の体験談とその後について書いていこうと思います。
いますぐ会社、仕事を辞めたい!と思っている方向けです。
なぜ退職したかったのか?
退職したい理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は仕事がきつかったのと上司のパワハラです。システムエンジニアの仕事をしていたのですが、運悪く炎上案件に当たってしまい、毎日終電近くまで働かされていました。年俸制のため、残業代はなく時給換算するとバイトの方がマシだったと思います。仕事がきついだけなら、まだ20代で体力もあるので耐えられたのですが、上司からのパワハラも案件が炎上するにつれてひどくなってきたのに耐えられなくなりました。夜遅くまで働き無給で休日出勤までし、上司にはボロ雑巾のように扱われて耐えきれなくなった私は、「もう絶対出社したくない。」「出社するくらいなら首を吊ったほうがましだ」と思い、退職を決意しました。
退職代行を選んだ理由
通常退職は、あらかじめ上司と相談して退職日を決めてから引継ぎなどをして退職するという流れです。しかしこの通常の退職方法だと、退職するまでに1ヶ月は最低でもかかりますし、上司と話し合う必要があるため、上司と顔を合わせなければなりません。
上司のパワハラや勤務状況が劣悪で退職したい人にとってはハードルが高い退職方法です。私の場合、もう出勤したくないし上司とも顔を合わせたくないと思っていたので、
通常の退職方法はできないと考え、ネットで調べていくうちに退職代行というサービスにたどり着いたのです。
利用した退職代行サービス
利用した退職代行は、「退職代行SARABA」という退職代行サービスです。

引用 退職代行SARABA
特徴
・料金2万7千円(追加料金なし)
・相談回数無制限
・電話回数無制限
・職歴関係なし
・24時間対応
・即日退職可能
・全額返金保証
私がここを選んだのは退職代行の料金の相場が5万円くらいなのに対して2万7千円と比較的安かったことと、即日退職可能だったということです。
会社から帰宅し、その日のうちに退職代行に手続きを始めてほしかったので、24時間対応と即日退職可能という点も選んだ理由です。
退職代行利用手続きから実際の退職までの流れ
退職代行にメール
SARABAの場合は電話とメール、LINEが選べます。夜中の2時だったので電話はしづらかったため、とりあえずメールで連絡することにしました。

夜中の2時にもかかかわらずすぐに返信がきました。
ヒアリングシートを作る
メールに退職代行への振り込み口座が記載されているので、ネット振り込みでお金を即振り込みました。その後、すぐに振り込みを確認したとの連絡があり、
ヒアリングシートの作成を頼まれました。
ヒアリングシートには自分の氏名、住所などの個人情報の他に、
会社の電話番号や、免許証の写真、退職理由等退職する際に必要な情報の記入が求められます。
退職理由は、「過労による精神的疲労により出社が困難になったため」と書きました。
出向先の現場に連絡
本社から出向して働いていたため、出向先には業務用のLINEグループに、体調不良で休む連絡をしました。その後連絡を取るつもりはなかったので、LINEはブロックしました。
退職代行が勤務先へ連絡
ヒアリングシートで指定した時間に退職代行が会社へと連絡をとります。
私の場合は、退職代行にメールした翌朝10時半に会社に電話して欲しいと依頼したため、10時半に会社に連絡してもらいました。
11時ごろ退職代行からメールがあり、会社側は退職に必要な書類が会社に到着次第退職手続きを始めるということなので、退職に必要な書類を用意し会社に送る必要があるとのことでした。
退職書類の送付
退職に必要な書類のフォーマットは退職代行がメールで送付してくれるので、
自分はそのフォーマットに合わせて必要事項を記入するだけで退職書類を準備することができます。
退職書類を記入し印刷が完了したら、なるべく早く退職手続きを進めるためにレターパックの速達で退職書類を会社に送付します。
退職手続きの開始
退職書類を送付した翌日、会社が退職書類を受け取ったため退職手続きを始めるという連絡があったという報告を退職代行からメールで知らされました。
そして1週間程度で会社から退職を受理した書類と今までの給与明細などが自宅に届きました。これで晴れて退職完了です。
以上が退職代行を利用した退職の流れです。
退職を決意してから、一度も上司や会社の社員と顔を合わせることもなく電話やメールでやりとりをすることもなく退職をすることができました。
退職代行のスタッフともやりとりはメールのみで電話することは一度もありませんでしたので、あまりコミュニケーションが得意でないという人でもおすすめです。
その後の失業保険の申請に必要な書類などは会社から自宅に送付されるので、
その点、事後トラブルがなくよかったです。
給料の支払いも退職したその日までの日割りで口座に振り込まれていました。
もし給与の振り込み等が行われないなどのトラブルがあれば、その場合も追加料金なしで退職代行の方が対応してくれます。
退職から再就職まで
退職してからは、しばらくニート生活をしていました。
退職が完了した後、会社から直接連絡が来ることもありませんでしたし、何かトラブルが起きて退職代行から連絡がくるということもありませんでした。
退職代行を使ったとはいえ、正式な退職手続きを踏んで退職をしているため、
失業保険などは問題なく受け取ることができます。
退職代行を利用することは無断でバックれているわけではないのです。
ずっとニート生活をするわけにもいかず、日雇いバイトや治験などでお金を稼ぎつつ転職活動をし、退職してから3ヶ月ほどで再就職することができました。
再就職先では、上司のパワハラや過度な残業もなく快適な生活を送ることができています。
思ったこと
正直ここまで、簡単に会社をやめることができるとは思いませんでした。
私はあまり人と話すのが得意ではなく突然退職を上司に切り出す勇気もありませんでした。退職代行を利用することで、人と全く話すことなく退職ができたのは非常に助かりました。値段も3万円なのでそこまで高い価格ではないと思いました。他にも1万円以下の退職代行業者もあったりしますが、安い退職代行業者についてネットで調べてみると、最後まで退職手続きをせずに音信不通になったなどあまりいい評判はありませんでした。退職代行SARABAは最後まで丁寧な対応をしてくれるので安心です。
こんなひとにおすすめ
・職場環境が劣悪で身体的精神的に追い詰められている人
・上司との関係が非常に悪く、直接退職を申し出づらい人
・会社がとにかく嫌いで明日にでも出社せずに辞めたい人
・現場のプロジェクトが大炎上していてすぐにでも逃げたいという人
おすすめできないひと
・会社との関係が良好でできるだけ迷惑をかけたくない人
・過去に会社を辞めた人で損害賠償を実際に請求された人がいる会社の人
・退職代行を使うことによって起きるトラブルを避けたい人
退職代行SARABAを使って、実際に退職ができなかった場合でも、
全額返金保証がついているのでお金の面は安心です。おそらく、退職代行を使って、退職ができなかったという例はほぼないと思います。退職自体は、退職の意思さえ会社に示せば、法律でどんな理由であっても認められているからです。